心に潜む四天王ゼブラ
好きなものはたくさんあるけど動物や自然を嫌いになることはないだろう
小さいころから今に至るまでそれぞれのフォルムや生存戦略には魅了され続けている
例えば、水の上を走れるトカゲだったり物まねがうまいタコだったりと生きるために習得したと思われる技には芸術が宿っていて尊敬してしまう
中にはカッコウの托卵などずるい方面の技を持っている者もいて仕方ないことだとはわかっていつつも嫌悪感を覚えてしまう
が、
尊敬できるところが他の動物よりも少ないにもかかわらず世間から圧倒的な人気を得ている動物がいる、ジャイアントパンダだ
人間とか関係なくほっとけば絶滅していそうな動物にもかかわらず一目見ようと上野動物園には行列が絶えない
四天王ゼブラが見たら調子に乗っていると判定されるだろう
この考え方をしてしまって以来尊敬できないものが人気だと心の中の四天王ゼブラが攻撃的な感情を持ってくるようになってしまった。こいつがいない方がこころにゆとりがあるのは間違いない
おわり